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2008.06.23 (Mon)

久々にテニスを見た

ウィンブルドン


アガシが引退してから、私の中のテニス熱は冷めたままだった。
しばらく見ない間に、トップの座を狙う選手が次々と登場していた。
その一方で、引退をしていった選手たちもいる。



【More・・・】

一番驚いたのは、ベルギーのエナン選手
彼女は、あっというまに頂点に駆け上がり、その絶頂で結婚
(今年始めに離婚)し、ランキング1位のまま引退してしまった。
パワーテニスが主流となってきた昨今の女子テニス界では、
どちらかというと小柄な彼女の一番の強みは、メンタルだったの
かもしれない。決して恵まれていたとはいえない子供時代、
家族関係が、彼女のハングリー精神をつくりあげたのかも
しれない。そして、それは彼女のプレーに現れていた。
どんな苦境にも立ち向かい、決して諦めない、粘りのプレーで
形勢を逆転させ、勝利を掴み取っていた。
華があるとはいえないし、愛嬌があるわけでもないけど、
とても印象に残る選手だった。

今日から、ウィンブルドンが始まった。
なんと今年から、ウィンブルドンまで、WOWOWが放映権を
獲得しているではないか。
つまり、グランドスラム大会すべて、WOWOWが放送すると
いうこと。これはスゴイことだ。

さて、そのウィンブルドンの前に2つの試合を見た。

1つ目は、ローランギャロス(全仏)の男子ファイナル。
4連覇のかかったナダルと、生涯グランドスラムのかかった
フェデラーの因縁の対決。
男子で生涯グランドスラマーは、今のところアガシだけ。
なので、もしフェデラーが勝てば、史上二人目ということになる。
アガシファンとしては複雑な心境・・・。
心の中では当然、ナダルを応援していた私。
でも、試合の途中から、私はフェデラーを応援していたように思う。
圧倒的な強さを誇っていたフェデラーが、ぼろぼろに負けてしまった。
憎たらしいほどクールで、強かったフェデラーが、決勝戦とはいえ、
手も足も出ない、全く歯がたたないというような試合をするなんて
想像もしていなかったし、目の当たりのした今でもちょっと信じられない。

このウィンブルドンで、もし優勝すれば、大会6連覇。これは快挙。
ボルグは、「今の彼はいつ引退してもおかしくない。ナンバー1の
実力はない。」というようなことを言っているらしいが、たしかに
全仏の決勝戦だけをみればそうかもしれない。まだ25歳。
この1年は、怪我も多かったようだ。
しかも、彼には、ここ数年ずっと専属のコーチがいない。
ただでさえ、テニスは、孤独なスポーツだと思うのに、コーチもつけず
それで、未だにトップ1プレーヤーであり続けていることはスゴイこと。
技術もさることながら、彼もまたメンタルの強い選手なのだ。
常に勝ち続けることはできないけれど、まだまだ活躍できるはず。
もうしばらくナダルとフェデラーの頂上対決を見ていたい。


さて、ウィンブルドンの前哨戦ともいえる芝の大会がある。
アルトワ選手権がそれ。
全仏の直後の芝の試合ということで、ウィンブルドンに向けて
トップ選手たちが調整をかねて出場する大会だ。
この大会に日本から、錦織圭(ニシコリ・ケイ)選手が出場した。
WOWOWが急遽放映したのだ。(昨夜はそれで夜更かし・・・)
2回戦でナダルとあたり、1セットダウンの2セット目を取り返した。
最終セットはナダルで、結局敗退したものの、ナダルに一歩も
ひけをとらない試合運び、展開だった。
ひけをとらないどころか、あのナダルを走らせ、翻弄していた
シーンすらあった。そして会場も、立ち見がでるほどの盛況ぶり。
錦織選手は、日本でよりも欧米ではもうすでに有名人なのだ。
  (ちなみに、ナダルがこの大会優勝を飾っている。
  ウィンブルドンも彼が獲るのか!
  それともフェデラーが全仏の雪辱を果たすのか。)



松岡修造をして「僕なんかと比べてはいけないほど、彼の才能は
スゴイ。彼は世界のトップを目指せるプレイヤー。」と言わしめる。
錦織圭、まだ18歳、末恐ろしく、頼もしい。

その錦織選手、18歳5ヶ月、今年のウィンブルドン男子の大会で
最年少の出場となる。また、テニスを見る楽しみができたようだ。

■WOWOW テニスはこちら
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