少しずつ冬に近づいてゆくこの季節が好き。
吐く息が白く見えるこの季節が好き。
空気がつう〜んと透き通っているこの季節が好き。
ウールのセーターに袖を通す朝も
カフェでミルクティーを飲む昼下がりも
ベージュのコートにブラシをかける夜も
はなれて暮すあなたのことを思っています。
=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+
冬になるといつも髪を短くする。この前の日曜日に1年間のばしていた髪を切った。
すごく短くなってさっぱりした。なぜ冬に髪を切るのか。理由は3つ。
その(1)タートルの服を着ることが多いから。
その(2)髪を洗ってもすぐ乾くから。
その(3)帽子をかぶることが多いから。
もちろん、夏も帽子をかぶるが、夏は襟元の開いた服を着るので、束ねても髪が邪魔にならないのでそのまま。
夏も冬も帽子が好き。毎年1つ2つは必ず買ってしまう。だから押入れには、かなりの数の帽子が入っている。これらは冬のコレクションの一部。左側の黒とグレーの組み合わせがこの冬買った帽子。ひと目ぼれで、決めたあと見たらDKNY。左の帽子は、臙脂(えんじ)色。3年前に買った。つばの折り方で、いろいろな表情を作れる。
大人になると見えない風景がある。
大人になると聞こえない音楽がある。
大人になると忘れてしまう夢がある。
知らぬ間に破れた小さなポケットからこぼれてゆくように・・・
そうして人は大人になってゆく。
大人になっても忘れない夢を持っている人はしあわせだ。
トム・ハンクスは少年の心を持った大人だ。
=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=
予告編が上映されたときから見たいと思っていた映画だ。
トム・ハンクスが子供から大人まで5役の声を演じている。しかも「パフォーマンス・キャプチャー」という技術を使って、実はトムは5役を声だけでなくしぐさや表情までも演じているのだ。それがどんなふうに仕上がっているのか見たかった。前評判は上々、「フォレスト・ガンプ」のロバート・ゼメキス監督とのコンビというもの気になる。《ポーラー・エクスプレス》のHPはこちら。
結果は・・・当たり!
(これから見に行く予定の人は、ネタばれになりますので読まないでね。)
大人になると聞こえない音楽がある。
大人になると忘れてしまう夢がある。
知らぬ間に破れた小さなポケットからこぼれてゆくように・・・
そうして人は大人になってゆく。
大人になっても忘れない夢を持っている人はしあわせだ。
トム・ハンクスは少年の心を持った大人だ。
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予告編が上映されたときから見たいと思っていた映画だ。
トム・ハンクスが子供から大人まで5役の声を演じている。しかも「パフォーマンス・キャプチャー」という技術を使って、実はトムは5役を声だけでなくしぐさや表情までも演じているのだ。それがどんなふうに仕上がっているのか見たかった。前評判は上々、「フォレスト・ガンプ」のロバート・ゼメキス監督とのコンビというもの気になる。《ポーラー・エクスプレス》のHPはこちら。
結果は・・・当たり!
(これから見に行く予定の人は、ネタばれになりますので読まないでね。)
下(↓)の記事で取り上げたDIONのブログは、やはりシステムトラブルだった。多くのユーザーが困惑し、問い合わせしても、DIONは最初、「障害報告はない」と言い張ったようだ。当然、公式アナウンスもなし。
昨夜、20時半過ぎ、ようやくメンテナンス開始。それも予告なく、密かな(?)告知のみ。これっていったい???
今朝は一応修復され、障害中に投稿した記事やコメントも復元されているものの、こんな無責任な対応ってありえない。
昨夜、20時半過ぎ、ようやくメンテナンス開始。それも予告なく、密かな(?)告知のみ。これっていったい???
今朝は一応修復され、障害中に投稿した記事やコメントも復元されているものの、こんな無責任な対応ってありえない。
DIONのブログ、ちょっと変じゃないかな?
投稿した記事の編集画面をみるとちゃんと入っている画像が、公開されている記事ではでていない。
おまけに、本日13:15にコメントいただいた方のコメント通知(メール)がきているのに、それも公開記事では、13:50段階で反映されていない(でも、RecentCommentには入っている)。
だいいち、いくら訪問が少ないブログとはいえ、昨夜の2時以降の訪問者記録もない。
ためしに、ラブログのトップページを見てみると、最新投稿記事がやっぱり昨夜の2時前後で終わっている。今日、日曜日なのに、誰も午前中ブログをしていないってことはないはず。
やっぱりおかしい。メンテナンス中という情報はきいていないし、これシステム異常?
誰か気づいた方いませんか?
投稿した記事の編集画面をみるとちゃんと入っている画像が、公開されている記事ではでていない。
おまけに、本日13:15にコメントいただいた方のコメント通知(メール)がきているのに、それも公開記事では、13:50段階で反映されていない(でも、RecentCommentには入っている)。
だいいち、いくら訪問が少ないブログとはいえ、昨夜の2時以降の訪問者記録もない。
ためしに、ラブログのトップページを見てみると、最新投稿記事がやっぱり昨夜の2時前後で終わっている。今日、日曜日なのに、誰も午前中ブログをしていないってことはないはず。
やっぱりおかしい。メンテナンス中という情報はきいていないし、これシステム異常?
誰か気づいた方いませんか?
●人には誰も自分の人生を変える出会いというものがある。時にそれは人であったり、モノ(絵や音楽)であったり。
●その出会いは、人を必ず輝く未来へ導くとは限らない。時に哀しみを、時に切なさを、時には絶望をつれてくるかもしれない。
●それでも、何もない人生より、そんな出会いのある人生のほうが、何倍も生き生きと生きることができるのではないだろうか。
●その出会いがいつ来るのか、どんなふうに来るのか、・・・それは神のみぞ知る。
=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=
かねてから読みたいと思っていた「海峡を渡るバイオリン」が、本を読む前にドラマになった。
実在の人物である陳昌鉉さんの半生を描いたこのドラマ。激動の時代に韓国から日本に渡り、独学でバイオリン製作を学び、全てを投げ打ち妻の献身的な愛に支えられながら、「東洋のストラディバリ」と賞賛されるバイオリン製作者となるまでのドキュメントのドラマ化だ。おおまかなストーリーはこちら。
幼少の頃、村にやってきた楽団員の弾くバイオリンの音色に惹かれ、小学生の時に、日本人教師の奏でるバイオリンの音に酔い、大学生の時、人生の岐路で三度バイオリンの音に導かれ、バイオリン職人のもとへ。彼の運命とバイオリンは切っても切れない関係にあった。
父の死、母との別離、戦争による国交断絶、異国での人種差別、貧困の中でも彼の「いいバイオリンを作りたい」という情熱が消えることはなかった。そのことで、家族を路頭に迷わせたり、子供に生死の境を彷徨わせたりして離婚の危機もあった。
草なぎ剛さんと菅野美穂さん、若い二人の熱演はもちろん素晴らしかったが、彼に影響を与えた先生役のオダギリジョーさんや母親役の田中裕子さんの存在感のある演技が光っていた。医者役の田中邦衛さんの飄々とした演技は「北の国より」のまんま。良くも悪くも彼は昔から変わらないなぁ。
ドラマの主題歌は中島みゆきの「二隻の舟」。今回のドラマのテーマ、夫婦愛、親子愛、師弟愛にピッタリ。
これ以外にもバイオリンの名曲が随所に使われていて、見るだけでなく、聴いてもうれしいドラマであった。
●その出会いは、人を必ず輝く未来へ導くとは限らない。時に哀しみを、時に切なさを、時には絶望をつれてくるかもしれない。
●それでも、何もない人生より、そんな出会いのある人生のほうが、何倍も生き生きと生きることができるのではないだろうか。
●その出会いがいつ来るのか、どんなふうに来るのか、・・・それは神のみぞ知る。
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かねてから読みたいと思っていた「海峡を渡るバイオリン」が、本を読む前にドラマになった。
実在の人物である陳昌鉉さんの半生を描いたこのドラマ。激動の時代に韓国から日本に渡り、独学でバイオリン製作を学び、全てを投げ打ち妻の献身的な愛に支えられながら、「東洋のストラディバリ」と賞賛されるバイオリン製作者となるまでのドキュメントのドラマ化だ。おおまかなストーリーはこちら。
幼少の頃、村にやってきた楽団員の弾くバイオリンの音色に惹かれ、小学生の時に、日本人教師の奏でるバイオリンの音に酔い、大学生の時、人生の岐路で三度バイオリンの音に導かれ、バイオリン職人のもとへ。彼の運命とバイオリンは切っても切れない関係にあった。
父の死、母との別離、戦争による国交断絶、異国での人種差別、貧困の中でも彼の「いいバイオリンを作りたい」という情熱が消えることはなかった。そのことで、家族を路頭に迷わせたり、子供に生死の境を彷徨わせたりして離婚の危機もあった。
草なぎ剛さんと菅野美穂さん、若い二人の熱演はもちろん素晴らしかったが、彼に影響を与えた先生役のオダギリジョーさんや母親役の田中裕子さんの存在感のある演技が光っていた。医者役の田中邦衛さんの飄々とした演技は「北の国より」のまんま。良くも悪くも彼は昔から変わらないなぁ。
ドラマの主題歌は中島みゆきの「二隻の舟」。今回のドラマのテーマ、夫婦愛、親子愛、師弟愛にピッタリ。
これ以外にもバイオリンの名曲が随所に使われていて、見るだけでなく、聴いてもうれしいドラマであった。
短歌を作るとき、傍らに置く辞書がいくつかある。
●「類語新辞典」

角川類語新辞典
これはイチオシ。表現が思いつかないときや、ワンパターンに陥りそうなとき、この辞書で類語を探し、(字数的にも意味的にも)ピタっとくる言葉を選ぶことができる。
●「日本語大辞典」
これはカラー写真つきなので、文字だけよりイメージしやすく便利。私は、広辞苑よりも使用頻度が高い。
●「ベネッセ全訳コンパクト古語辞典」
これは2色刷りで、活用がわかりやすい。古典の知識、短歌集も文字通りコンパクトに収まっていて重宝している。
●「古語類語辞典」

古語類語辞典―現代語から古語が引ける
芹生 公男
現代語から古語を引き、さらにその類語や活用がわかる。英和と和英のような関係で古語と現代語がわかる。高等学校の教頭先生が作成したらしい。故金田一春彦氏も絶賛。
●「広辞苑」

広辞苑
新村 出
誰でも知っている広辞苑。どの辞書にも載っていない言葉がこれには載っている。最後の秘密兵器のように使っている。
でも、普段使っているのはこちら(↓)
●「類語新辞典」

角川類語新辞典
これはイチオシ。表現が思いつかないときや、ワンパターンに陥りそうなとき、この辞書で類語を探し、(字数的にも意味的にも)ピタっとくる言葉を選ぶことができる。
●「日本語大辞典」
これはカラー写真つきなので、文字だけよりイメージしやすく便利。私は、広辞苑よりも使用頻度が高い。
●「ベネッセ全訳コンパクト古語辞典」
これは2色刷りで、活用がわかりやすい。古典の知識、短歌集も文字通りコンパクトに収まっていて重宝している。
●「古語類語辞典」

古語類語辞典―現代語から古語が引ける
芹生 公男
現代語から古語を引き、さらにその類語や活用がわかる。英和と和英のような関係で古語と現代語がわかる。高等学校の教頭先生が作成したらしい。故金田一春彦氏も絶賛。
●「広辞苑」

広辞苑
新村 出
誰でも知っている広辞苑。どの辞書にも載っていない言葉がこれには載っている。最後の秘密兵器のように使っている。
でも、普段使っているのはこちら(↓)
PCで文章を書いているとき、とんでもない変換をされて、あとで読み直すと「ええ?何、これ?」っていうことありませんか?自分で書いた文章に思わず吹き出したり、意味不明だったりすること、ありませんか?
仕事での重要書類は「一太郎」を使って作成するのですが、最近の標準インストールは殆どが「WORD」なので仕方なく「WORD」で作成する場合もありますが、これはかなり日本語が下手です。(-。-)
誤変換なんて日常茶飯事だし、おまけに無変換(変換しない)単語も結構あります。あまりに多くてすぐに思い出せないくらいです。それで、仕方なく変換しない単語を「単語登録」すると、決まって「すでに登録済みです」というメッセージが出ます。「登録済みなら、さっさと出してよ〜!!!」(嘆くリセ・・・)(^^;
■ゆかいな誤変換をあつめたHP
皆さん自身が体験した「ゆかいな誤変換」を教えてください。
仕事での重要書類は「一太郎」を使って作成するのですが、最近の標準インストールは殆どが「WORD」なので仕方なく「WORD」で作成する場合もありますが、これはかなり日本語が下手です。(-。-)
誤変換なんて日常茶飯事だし、おまけに無変換(変換しない)単語も結構あります。あまりに多くてすぐに思い出せないくらいです。それで、仕方なく変換しない単語を「単語登録」すると、決まって「すでに登録済みです」というメッセージが出ます。「登録済みなら、さっさと出してよ〜!!!」(嘆くリセ・・・)(^^;
■ゆかいな誤変換をあつめたHP
皆さん自身が体験した「ゆかいな誤変換」を教えてください。
■金毘羅さんの紅葉

金毘羅さんを訪れた日は秋晴れの暖かい日だった。今年は11月にはいっても暖かい日が続いているため、紅葉はちらほら。そんな中でもちゃんと色づいている木はあるのだ。(^_-)-☆
■こんぴら列車
多度津で予讃線上りから土讃線下りに乗り換えてた列車はこんな元気になりそうな列車。

■こんぴらさんのお守り
金毘羅本宮で買ったお守りもおそろいの黄色。

これ以外にもこんぴらの町は至るところ黄色の旗がはためいていた。
■こんぴらさん本宮からの眺め。


■こんぴら列車
多度津で予讃線上りから土讃線下りに乗り換えてた列車はこんな元気になりそうな列車。
■こんぴらさんのお守り
金毘羅本宮で買ったお守りもおそろいの黄色。
これ以外にもこんぴらの町は至るところ黄色の旗がはためいていた。
■こんぴらさん本宮からの眺め。
奥書院の空間美は、表書院の整数倍だ。表書院の応挙や丹陵の障壁画も素晴らしかったが、煌びやかな芸術性ということでは、この奥書院の比ではない。残念ながら、普段は非公開ということなので、是非この機会に多くの人に見て欲しい。
■群蝶図(菖蒲の間東面・北面)
若沖を見る前に入った菖蒲の間で、驚くべき光景を目にした。最初は菖蒲の花々と水辺の鳥たちが描かれている襖にばかり目がいってたのだが、ある老紳士が「あの蝶の群れは素晴らしかった」と話しているのを聴いて、「どこにあったのですか」と尋ねた。すると後方の部屋の斜め上の方を指差した。慌てて戻って、長押上小壁を見た。息をのんだ。無数の蝶の群れがまさしく空を飛んでいる。羽音が聞こえてきそうなほどの大群。しかも何種類あるのかわからないほどの多くの種類の蝶の群れ。専門家の解説はこちら
■花丸図(上段の間)
いよいよ今回のメインディッシュにしてクライマックス、伊藤若沖の花丸図(百花図)との対面。静物画というよりは装飾的でデザイン化された花々は、切枝画として描かれており、所狭しの印象だが、まさに百花繚乱。部屋の中の花丸図はかなりくすんでいて見えにくいものもあったが、廊下にでると、屏風の花丸図が立てられており、こちらは非常にいい保存状態だったので、細かく観察するように眺めた。次はいつ見ることができるかわからない貴重な絵だと思うと、離れ難かった。後ろ髪をひかれるように部屋を後にしたのだった。専門家の解説はこちら。
■群蝶図(菖蒲の間東面・北面)
若沖を見る前に入った菖蒲の間で、驚くべき光景を目にした。最初は菖蒲の花々と水辺の鳥たちが描かれている襖にばかり目がいってたのだが、ある老紳士が「あの蝶の群れは素晴らしかった」と話しているのを聴いて、「どこにあったのですか」と尋ねた。すると後方の部屋の斜め上の方を指差した。慌てて戻って、長押上小壁を見た。息をのんだ。無数の蝶の群れがまさしく空を飛んでいる。羽音が聞こえてきそうなほどの大群。しかも何種類あるのかわからないほどの多くの種類の蝶の群れ。専門家の解説はこちら
■花丸図(上段の間)
いよいよ今回のメインディッシュにしてクライマックス、伊藤若沖の花丸図(百花図)との対面。静物画というよりは装飾的でデザイン化された花々は、切枝画として描かれており、所狭しの印象だが、まさに百花繚乱。部屋の中の花丸図はかなりくすんでいて見えにくいものもあったが、廊下にでると、屏風の花丸図が立てられており、こちらは非常にいい保存状態だったので、細かく観察するように眺めた。次はいつ見ることができるかわからない貴重な絵だと思うと、離れ難かった。後ろ髪をひかれるように部屋を後にしたのだった。専門家の解説はこちら。
表書院最後の間は、「富士一の間」と「富士ニの間」だ。この部屋に入るまでがすごい渋滞で、全然進まなくて、待つこと15分(何もない廊下でひらすら前の人の頭を見ていたので、実際にはもっと長く感じたけど・・・)。部屋に入って納得・・・というより感動で声が出ない。
以下、撮影禁止のため、図録からの転載のため見づらいですがお許しを・・・。
■富士一の間(富士山図)


「一の間」は富士山だけ。しかも真っ白の富士山が白い襖に描かれているだけ。待ち時間に廊下からちょこっと見える富士山をみて、「あ、富士山だ。でも、富士山だけなんだ。」と思っていた。
しかし、部屋の真正面からその絵を見た時の驚きといったら・・・。床の間の白い壁にに淡墨の微妙な墨使いで、真っ白な富士山がどっしりと描かれている。富士の裾野は床の間の枠を突き抜けて左方に広がり、南面の襖へとのびている。南面の襖には、低い丘があり、東面の襖に続く。さらに襖の下端に低く描かれた松林が、北面の障子腰貼付へと広がってゆく。
つまり、襖を閉めると、富士山とその裾野がぐるり四方を囲んでいる雄大な風景なのだ。それがご覧のとおりの淡墨で描かれており、まさに「静」の空間だ。
以下、撮影禁止のため、図録からの転載のため見づらいですがお許しを・・・。
■富士一の間(富士山図)
「一の間」は富士山だけ。しかも真っ白の富士山が白い襖に描かれているだけ。待ち時間に廊下からちょこっと見える富士山をみて、「あ、富士山だ。でも、富士山だけなんだ。」と思っていた。
しかし、部屋の真正面からその絵を見た時の驚きといったら・・・。床の間の白い壁にに淡墨の微妙な墨使いで、真っ白な富士山がどっしりと描かれている。富士の裾野は床の間の枠を突き抜けて左方に広がり、南面の襖へとのびている。南面の襖には、低い丘があり、東面の襖に続く。さらに襖の下端に低く描かれた松林が、北面の障子腰貼付へと広がってゆく。
つまり、襖を閉めると、富士山とその裾野がぐるり四方を囲んでいる雄大な風景なのだ。それがご覧のとおりの淡墨で描かれており、まさに「静」の空間だ。